酵素と乳酸菌は何が違うの?


酵素にも乳酸菌にもお腹の調子を整える役割があり、ダイエット目的で飲まれることも多い成分。酵素と乳酸菌にはどんな違いがあるのでしょうか。


酵素はたんぱく質。乳酸菌は細菌
酵素と乳酸菌はお互いに腸内環境を整える働きはありますが両者を一言で説明するなら、酵素はタンパク質、乳酸菌は細菌です。

酵素は3000種類以上存在するタンパク質の一つ

酵素はタンパク質の一種です。働きによって名称は変わります。

消化酵素・・・
食べ物を消化する働きがある

代謝酵素・・・
消化酵素によって分解された成分をエネルギーに変えて各所に届ける

食物酵素・・・
食品に含まれている。消化酵素と同じ働きをする。

酵素には栄養があると勘違いされがちですが、実際は体を維持するための「触媒」の役割を担っています。

普段意識はしませんが、私達が「みる・聞く・呼吸する」という動作についても、体内にある成分の化学反応で起こります。

化学反応を起こすには触媒が必要です。つまり、人間は酵素がなければ生きることができません。

乳酸菌は「生きて腸まで届く」細菌
ヨーグルトのテレビCMを見ているとよく耳にする「生きて腸まで届く」というフレーズ。

乳酸菌は生きた細菌のひとつでLG21や乳酸菌シロタ株など有名な乳酸菌を含め200種類以上が存在しています。

乳酸菌と聞くと乳製品を連想されるかもしれませんが、乳酸菌も元々私達の体の中に存在しています。

また、乳酸菌は腸内環境を整えてくれる善玉菌の一つです。

酵素と乳酸菌も同じような働きを担っていますが、共通点として挙げられるのは
  • 腸内環境を整える
  • お腹の調子にも関与する
  • 免疫力に関わる
  • 美肌

など。

乳酸菌と酵素は似ているだけではなく、

「体内に存在し生きていくうえで必要なもの。しかし加齢とともに減っていく」

ということです。

ダイエット目的でなくても健康を維持するためには、酵素と乳酸菌はしっかり摂取していきたいものです。

「せっかくダイエットを成功させてもすぐに体重が元通り。それどころか前より増えてる。」

なんて話はよく聞きますが、実際ダイエットをしたあとにリバウンドしてしまうのは悲しいですよね。

急激な食事制限によるダイエットよりも、酵素や乳酸菌でゆっくり時間をかけておこなったほうがリバウンドしづらいと言われています。

太りづらい体にするためには3つのポイントがあります。

  1. 腸内環境を整える
  2. 腸内には善玉菌・悪玉菌・日和見菌という3つの菌が存在しています。

    腸内環境を良好に保つためには3つの細菌の割合が

    「善玉菌:悪玉菌:日和見菌=15%:10%:75%」

    であることが重要です。

  3. 悪玉菌を増やしすぎない
  4. 3つの細菌の割合は、ストレスや食生活の影響も受けます。

    ストレスが重なったり、栄養バランスの悪い乱れた食生活をしていると腸内の悪玉菌は増殖します。

    また、腸内細菌の多くの割合を占めている日和見菌は、数の多い側に加勢する性質があります。

    悪玉菌が善玉菌より多いと、悪玉菌と一緒の働きをします。

    ただ、悪玉菌にも役割があります。善玉菌を刺激することで、病原菌を撃退してくれる存在でもあります。ですから、悪玉菌が全く必要ない訳ではなく、善玉菌と悪玉菌、日和見菌のバランスが重要となってきます。

  5. 体内の酵素を常に補充しておく
  6. 太りづらい体を作るために腸内環境を整えることは最重要課題です。酵素にも乳酸菌と同じように腸内環境を整えてくれる期待ができます。

    しかし酵素を使える量には限界があり、消化酵素を消費しすぎてしまうと代謝酵素が減少することで代謝も落ちます。

    酵素不足にならないように規則正しい生活習慣を身に着け、ストレスも溜め込まないように注意しましょう。

乳酸菌とビフィズス菌の違い
乳酸菌もビフィズス菌も同じ善玉菌であり、腸内環境のリセットに大切な役割を果たす似た者同士と言えます。

似たもの同士ですが、例えば大腸ですと、ビフィズス菌は乳酸菌よりも100倍以上多く住み着いています。

また、酸素のある場所では生きていけません。

ヨーグルトにはよくビフィズス菌が封入されています。ですから、ビフィズス菌が配合されているヨーグルトには酸素が入らないように工夫されています。

そして一番の特徴は、ビフィズス菌は腸内で酢酸を作り出すという点です。

酢酸の殺菌力は非常に強く、悪玉菌の増殖を防ぐだけでなく、腸内の粘膜を守ってくれます。


自分の腸内環境を確かめるには便の状態を見る

「腸内環境が良い状態」とはどんな状態を指すのか気になります。

それには便の状態を確認するのが分かりやすいと言えます。

酵素と乳酸菌を摂取する前後の便の状態を確認してみてください。

腸内環境が悪いと、コロコロとして硬かったり水っぽくなります。

悪玉菌が腸内で悪さをしている為、腸内では既に便の腐敗が進みます。その為臭いもきつくなります。

善玉菌とのバランスが良い状態であれば、黄色味がかかった茶色になり、バナナのような形状になります。

例えバナナの形状をしていなくても、皮をむいた柔らかいバナナのような硬さであれば腸内環境は良好です。

酵素と乳酸菌を同時に摂って健康な腸内環境に

酵素と乳酸菌は腸内環境を整える為にも相性の良い相棒と言えます。

酵素と乳酸菌は発酵食品にも豊富に含まれており、醤油や納豆、漬物なども該当します。

ただ発酵食品は他の食品よりも塩分濃度が濃い為、食べ過ぎに注意が必要です。塩分の摂り過ぎは万病のもとです。

また発酵食品を選ぶ際は、保存料などの添加物が入っていないか確認してください。

添加物は酵素の働きを妨害してしまう性質があり、摂取の意味が無くなってしまう可能性があります。

しかし、無添加にこだわった発酵食品は特にコストがかかってしまいます。

その点では両者が一緒に配合されたサプリを選んだ方が手軽に摂取できます。

特に酵素サプリは、乳酸菌だけでなく、善玉菌の餌となるオリゴ糖も一緒に配合されている商品も販売されています。

しかし、サプリだけに頼るのではなく、果物やヨーグルト、発酵食品などから毎日バランスよく摂ることを心がけてください。


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